介護予防推進キャンペーンを行いました

[ 佐賀県理学療法士会主催 ]

平成27年7月12日(日)、佐賀市内のショッピングモールにて「介護予防推進キャンペーン」のイベントを開催しました。本キャンペーンは、全国の理学療法士会がそれぞれの地域で介護予防に関わるイベントを開催するもので、理学療法士が介護予防や健康増進の一助に貢献できる職種だということをPRするため、2014年度より実施している事業です。

今回、身体組成検査およびロコモ(ロコモティブ症候群)度テストとして立ち上がりテストと2ステップテストにより、ご自身の運動能力を肌で感じてもらうことで生活習慣の見直しにつなげてもらえることを目的に実施しました。また、リハビリに関する相談やアンケートも実施し、20代~80代の男女67名の方に参加していただきました。

佐賀県理学療法士会はこのような事業を通じ、今後も県民の皆様の医療・福祉・健康の増進に寄与できるよう活動して参ります。

はじめに、受付で簡単な問診と説明を受けてもらいました。

キャプチャ1

立ち上がりテストコーナーでは、段差の違う踏み台に座り、片脚または両脚でそれぞれ決まった高さから立ち上がれるかどうかで下肢の筋力を評価します。

キャプチャ2
2ステップテストは最大2歩幅の長さを測定します。開始位置からできるだけ大股で2歩進み、両脚を揃えた位置までの距離を測定することで下肢の筋力・バランス能力・柔軟性などを総合的に評価します。

キャプチャ3
身体組成検査ではインボディ(InBody)という機材を使用し体組成を診断します。高精度の体組成計で基礎代謝量・筋肉量・部位別体脂肪量・水分・たんぱく質・骨量などが計測できます。そして、このデータを基に本人へフィードバックしメタボチェックや運動不足等に対する運動方法等のアドバイスをしました。

キャプチャ4 キャプチャ5
その他、希望者には更に詳しくロコモ度チェックができる用紙を記入してもらい、様々な相談にも対応しました。

キャプチャ6

公益社団法人佐賀県理学療法士会のスタッフの皆さんです。