会長挨拶 ~感謝と挑戦(応戦)~
謹啓 初夏の候 ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
この度 本会令和3年度定時総会及び令和3年度第2回理事会の決議により、第七代の会長に就任いたしました峰松一茂です。
微力非才の身ではございますが 会長の重責を担いました上は 理学療法の発展のため、県民のために 一意専心 鋭意努力いたす所存でございます。
何卒 前片渕会長同様のご指導ご支援を賜りますよう 心からお願い申し上げます。
さて、本会は、公益事業として「理学療法士の職業倫理の高揚を図るとともに、理学療法の学術及び技能の向上を推進し、もって県民の医療・保健・福祉の増進に寄与すること」を目的として活動している公益社団法人です。
1980年(昭和55年)に会員7名で佐賀県理学療法士会が結成(初代会長;副島正道氏)されました。1988年(昭和63年)二代目会長に田中耕作氏が就任し、1995年(平成7年)三代目会長に山田道廣氏が就任し、2001年(平成13年)には全国研修会を佐賀県で開催し、同年、社団法人佐賀県理学療法士会として認可されました。2002年(平成14年)四代目会長に溝上昭宏氏が就任し、2009年(平成21年)五代目会長に小栁伸一郎氏が就任し、2013年(平成25年)公益社団法人佐賀県理学療法士会に名称も新たにして移行しました。2015年(平成27年)六代目会長に片渕宏輔氏が就任し、今回七代目で現在に至ります。
今の活動が行える状況は、諸先輩方が、全身全霊で活動(努力と工夫)されてきたからこそ、今があります。そこに感謝の気持ちを忘れず行動したいと思います。また、今後は、その努力と工夫を継承し、より発展的に挑戦していきたいと思います、そして時代の流れや様々なことに臨機応変に対応できる体制を構築(応戦)していきたいと思います。
会員は日々、所属する施設等での理学療法の提供を行っています。日常業務に加え理学療法の学術及び技術の向上のための研修会や講習会、学術大会などに参加し、知識技術を磨いています。本会はこれら会員資質の向上に資する事業のみならず、医療・保健・福祉さまざまな領域から、広く県民の皆様の健康的な生活を支援する事業を行っています。今後はより一層地域ごとでの活動も増やしていきたいと思います
県内の理学療法のニーズにこたえるため、会員の質を担保しつつ、県民の皆様や各種関連団体の皆様からのご意見やご要望に積極的に対応し、公益社団法人として信頼していただけるように活動していく所存です。
今後とも、本会へのご支援、ご協力をお願い申し上げます。
令和3年6月20日
本会のご紹介
活動理念
理学療法士の職業倫理の高揚を図るとともに、理学療法の学術及び技能の向上を推進し、もって県民の医療・保健・福祉の増進に寄与する
事業実施の要旨
理学療法は、理学療法士及び作業療法士法第2条によって「身体に障害のある者に対し、主としてその基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行わせ、及び電気刺激、マッサージ、温熱その他の物理的手段を加えるこという」と定義され、理学療法士は、同法第2条第3項によって「厚生労働大臣の免許を受けて、理学療法士の名称を用いて、医師の指示の下に、理学療法を行うことを業とする者をいう」と定義されている。
理学療法士は、医学的リハビリテーションを担う中核的職種として、高齢化社会の進む本県において社会的役割が増大していることから、県民に対する直接的な理学療法の実施と、理学療法士の資質向上によって、理学療法を通じて県民の医療、保健及び福祉を増進させることを目的として事業を行うものである。
事業の構成
当該事業は、次の5つの事業で構成される
- (1)理学療法を通じて、県民の医療・保健・福祉の増進に寄与するための事業
- (2)理学療法士の職業倫理高揚並びに学術及び技術の向上に関する事業
- (3)理学療法士の教育機関に協力し、理学療法士の資質の向上に寄与する事業
- (4)関連団体との連携および協力に関する事業
- (5)体験活動による理学療法の知識の普及啓発事業
沿革
昭和55年 | 佐賀県理学療法士会設立 初代会長 副島正道 佐賀県理学療法士会第1回総会 |
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昭和57年 | 第4回九州地区PT・OT合同研修会を佐賀県にて開催 |
昭和58年 | 佐賀リハビリテーション研究会発足 |
昭和61年 | 佐賀県医療団体連合会設立 |
昭和63年 | 第2代会長 田中耕作 |
平成 2年 | 第12回九州地区PT・OT合同学会を佐賀県にて開催 |
平成 3年 | 創立10周年記念学術研修会・記念式典 |
平成 4年 | 日本公衆衛生協会「公衆衛生事業功労者団体表彰」受賞 |
平成 5年 | 第1回佐賀県理学療法士学会開催 第1回佐賀県理学療法士会新人研修会開催 |
平成 7年 | 第3代会長 山田道廣 |
平成 9年 | 公衆衛生事業功労厚生大臣表彰受賞 |
平成10年 | 第20回九州PT・OT合同学会を佐賀県にて開催 |
平成13年 | 第36回全国研修会を佐賀県にて開催 社団法人佐賀県理学療法士会設立 創立20周年記念式典 |
平成14年 | 第4代会長 溝上昭宏 |
平成17年 | 溝上昭宏が日本理学療法士協会九州ブロック会長就任 |
平成18年 | 第28回九州PT・OT合同学会を佐賀県にて開催 |
平成20年 | (社)佐賀県理学療法士会事務所開設 |
平成21年 | 第5代会長 小栁伸一郎 佐賀県理学療法士連盟立ち上げ |
平成22年 | 創立30周年記念式典 |
平成24年 | 佐賀県理学療法士会事務所を佐賀市兵庫北に移転 |
平成25年 | 公益社団法人佐賀県理学療法士会として発足 |
平成26年 | 九州理学療法士・作業療法士合同学会2014を佐賀県にて開催 |
平成27年 | 第6代会長 片渕宏輔 |
平成28年 | 一般社団法人佐賀県リハビリテーション3団体協議会 設立 |
令和 2年 | 40周年記念式典は新型コロナウイルス感染拡大によりで中止( |
令和 3年 | 第7代会長 峰松一茂 |
令和 6年 | 九州理学療法士学術大会2024 in佐賀 開催 |